ココチ舎 キャセロール 土鍋 9寸
土鍋と煮込み鍋のいいとこ取り
美味しいが生まれるキャセロール鍋
料理やシーンに合わせて器を選ぶ。それは食卓に彩りを添えるだけなく心を贅沢にしてくれるとっておきの時間。そんな器選びをより楽しいものにしてくれるのが、市野雅利さんが作陶するココチ舎の和食器です。丹波焼で作られた器は素朴さを残しつつ他にはない独特の佇まいがあり、料理を盛るとグンと映える器。ざらっとした手触りも独特でずっと触れていたくなるほどの心地よさがあります。丹波の土は直火に向かないため、専用の土を取り寄せて作られています。全体的に土感を活かした素朴な風合いをまとっていますが、デザインのアクセントになっている大胆に描かれた刷毛目の跡が印象的。市野さん曰く「色合いが単調にならないように意識して仕上げております」とのこと。目が釘付けになる絵になる存在感です。
蒸し煮を美味しく作ることを目的としているため、蓋には穴を開けておらず、どこか欧風のデザインを感じさせる存在感。本来、ココチ舎で作られているキャセロール鍋はもう少し深さがあるのですが、煮込み料理だけでなく水炊きなどの鍋料理にも使えるようにと浅めに作っていただきました。持ってみると想像以上に軽い仕上がりで、取り回しのしやすさもおすすめのポイントです。
驚くのはその保温性の高さ。鍋を火をかけるとゆっくりじんわり熱が下から伝わり、十分に温まるとあとは予熱で調理ができるほど。煮崩れしやすいジャガイモもカタチが崩れないから、スープが濁らず見た目にも美味しそうに仕上げることができます。ビーフシチューの厚切り肉もほろっほろ、ポトフの野菜は甘みが強く食感を残したまま。まさに、絶品です。
煮込み鍋と土鍋のいいとこ取りのように使える欲張りなお鍋ですので、ビーフシチュー、ポトフ、ロールキャベツ、煮込みハンバーグ、シチューなどの煮込み料理。キムチ鍋、きりたんぽ鍋、豚バラと白菜のミルフィーユ鍋などの鍋料理。お好きな料理にお使いいただけます。また、意外性のあるところではパエリアなどもおすすめ。食卓に彩りと驚きを添えてくれ会話も弾みそう。サイズは7寸は1~2人、9寸は3~4人が容量の目安です。
ココチ舎の器は目止めの必要がないものがほとんどですが、このキャセロール鍋は普通の器よりも焼成温度が低いため、使い始めに目止めの作業が必要になります。こちらも付属の説明書を読みながらトライしてみてくださいね。
気をつけていただきたいのは急激な温度変化。鍋が濡れている状態で直火にかけたり、熱いままの土鍋を水洗いしたりするとヒビ割れや破損の原因になります。ご注意ください。注意していてもヒビが入ってしまった場合は、慌てずにおかゆを炊いてみてください。これは土鍋の処置と同じ作戦です!おかゆのでんぷん質が糊の役割を果たしてくれ、ヒビ割れを修復してくれます。
サイズ(目安) | φ26×W30(耳含む)×H15.5(蓋含む最大高)(深さ:8)cm |
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重量(目安) | 2370g |
容量(目安) | 2550ml(満水時)(プロキッチン調べ) |
材質 | 耐熱土 |
使用区分 | 直火 ○、オーブン ○、電子レンジ ×、食洗機 × |
対応熱源 | ガスコンロ(IHはお使いいただけません) |
原産国 | 日本(丹波焼) |
ご確認ください
- 手づくりの商品のため、表情や大きさ、形状、色味、絵柄、貫入や釉薬のかかり具合などひとつひとつ異なります。こちらは交換・返品の対象にはなりません。
- 釉薬が窯変して表れるピンクがかった緋色や鉄分の黒い点などは自然に出来たものです。(画像参照)
- お使いのPC・携帯等端末の環境により、実際の製品と画像の色味が若干異なる場合がございます。予めご了承ください。
ココチ舎について
兵庫県篠山市、丹波焼の産地で作陶している市野雅利(いちのまさとし)さん。店名のココチ舎(ここちや)には「日々の暮らしに心地よさを届けたい」との思いを込めつけられました。市野さんがつくる器は土の素材感が存分に生かされ、手仕事の痕跡がダイレクトに伝わってくるもの。その上、遊び心のある独特の味わいが使い手の感性を刺激します。若い人にも興味を持ってもらえるスタイルを心掛けているとのことで、ストレスがないよう触り心地、使い心地を意識しているそう。目止めもいらず電子レンジで温めも問題なし。作家ものの器ながら気負いなく使えますので、ひとりでも多くの方にココチ舎の器で食卓を飾っていただけたらと思います。
土鍋・ごはん鍋について
土鍋やごはん鍋は色々なデザインが存在しますが、ココチ舎のものは「この鍋で料理を作ってみたい」と思わせるチカラがあります。3色のボーダー柄は愉しげで特に大胆な刷毛目の跡は絵になる存在感。そして、身構えずに使える気軽さが大きな特徴。とても軽くコンパクトなサイズ感も手伝い、土鍋料理がもっと身近なメニューにはるはずです。土鍋とごはん鍋は他の器と違い焼成温度が低いため、使い始めに目止めの作業が必要となります。