程よい硬さで汚れを掻き出す
鉄フライパンや中華鍋のお手入れに
たわしと言えば亀の子束子。亀の子と言えばたわし。そんな公式が成立するほど、100年を超えてなお、日本の台所で長く愛され続けているのが亀の子束子です。創業時から変わらない亀のロゴがデザインされたオレンジ色のパッケージに包まれているのは、これまた昔から変わらない佇まいの亀の子束子。鉄のフライパンや中華鍋の洗浄、野菜の泥落としなどに使うブラシです。亀の子束子は素材に厳選したパーム(ココナッツ繊維)を使用しており、傷をつけずに優しく洗う棕櫚(しゅろ)よりも硬さがあるため、鉄のフライパンにこびりついた食材をしっかりこすり取りたいときは亀の子束子に軍配が上がります。
パームの程よい硬さに加え、亀の子束子は「点」で汚れを取り除く「掻きだす・こすり取る」が得意分野。パームの繊維が縄かけの技術によってしっかり立ちあげられているから、一本一本の先が汚れを逃さずキャッチして掻き出してくれます。面で洗うスポンジと点で洗う亀の子束子があれば、大抵の汚れに対抗できちゃいますよ。さらに「亀の子は他店の三倍持つ」と称される耐久性は、買い替えのタイミングがわからなくなるほど。繊維の先がへたったり、繊維が抜けることもなく快適に長く使える亀の子束子はコスパの面でも優等生なのです。とは言えさすがにへたってきたら、玄関のタイルの掃除などに使ってお別れしてください。
ちょこっとフライパンや玉子焼き器、手の小さな方に使いやすいパームチビッコP。手の中にすっぽり隠れるほどの小ささながら、力が込めやすく小回りが効く働き者です。相性が良い小さめの鉄フライパンもこびりついてしまった汚れをゴシゴシ落とすことができますし、泥付きのごぼうや里芋などを洗うときや少し力を入れれば薄皮を剥くことも。うっすら茶渋が付いてしまった湯呑み、ザルの目に入り込んでしまった汚れやせいろを洗うときにもおすすめです。繊維が短めなので水ハネが少ないのも愛されポイント。
快適に使うために覚えておいて欲しいことは3つです。おろしたてのたわしは流水で水洗いをしてから使用すること、テフロンなどの傷がつきやすいものには使用しないこと、使い終わったら水気をよく切って風通しの良いところで乾燥させること。亀の子束子のサイトによると「野菜を洗うだけではなく、台所では汚れた調理器具の予洗いに使用していただくことで、スポンジへの負担や洗剤使用量を抑えることもできます」。とのコメントが。洗剤を使用しなくても汚れを落とせる亀の子束子をひとつ取り入れるだけで、地球に優しいエコな暮らしに繋がります。
サイズ(目安) | W5.0×D3.2×L7.0cm(金属部分含む最大長7.0cm) 金属部分の大きさ 内寸:φ8mm、外寸:φ10mm |
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重量(目安) | 50g |
材質 | パーム(ココナッツ繊維)、亜鉛メッキ線 耐熱温度90度 |
原産国 | 日本 |
プロキッチン道具街について
プロキッチン道具街では、専門店でなければなかなか手にすることができない「調理器具」「調理小物」「パーツ類」などをスタッフ独自の目線でセレクトしてご紹介いたします。世の中には有名ブランドのものでなくても、優れた魅力をもつ道具がたくさんあります。見た目は素朴でも作り手の想いが込められたものや、一年のうちほんの数回しか使わない専門の道具などは、使うことによって道具の価値を知ることができます。プロキッチン道具街を通じて、隠れた銘品を見つけてみてはいかがでしょうか。「あれは、どこで売っているのかな?」と迷ったら、プロキッチン道具街をのぞいてみてください。
消耗品について
鉄フライパンのお手入れに必須の各種たわしや毎日のお弁当作りに便利なグッズ、保存瓶の消毒やキッチン周りの掃除に活躍する衛生用品などの消耗品をまとめました。トーストが美味しく焼けるセラミックの焼き網も使いつづけて行くと次第にセラミックが消耗していき、遠赤外線の効果が薄れていきますので、年に一度くらいのペースで買い替えるのがおすすめです。消耗品を選ぶ際は長く愛用できる定番のブランドだと買い替えがスムーズですし、詰め替え用の商品が用意されているものだとゴミが減るメリットがあります。自分の使いやすい消耗品を見つけることで暮らしの快適度が高まります。