食卓のアクセントになる八角皿
高原真由美さんの作品の多くはシックな佇まいのものが多く、呉須の青色が際立つ、どこか懐かしさを感じさせる器が特徴です。吸い込まれるような深みのあるブルーが印象的な瑠璃釉の八角皿。凛とした八角形のカタチと掛け合わさることで、独特の存在感を放ちます。青い器は料理を美しく引き立て、食卓をキリリと引き締めてくれる優秀カラーです。
かっちりとしすぎず緩やかに成形された八角皿。リムの立ち上がりがあるため、汁気のある料理を盛りつけることもできます。八角皿のイメージに合わせて焼売や炒飯などの中華料理を盛りつけたり、ガパオライスや生春巻きなどのアジア料理などとも相性が良く想像以上に懐の深い器です。同じ八角形の濃菊八角皿と一緒に使っても素敵ですよ。
九谷青窯では、ひとりの陶工がろくろによる成型から焼成、色づけまでを一貫して行うため、作品のひとつひとつに陶工のこだわりやスタイルが見てとれます。それは同じ作り手、同じアイテムでも図案に合わせて形を変えるほど。毎日使ってもらうための器を前提としているので、食卓で料理を盛りつけたときに魅力が最大に輝くはずです。
| サイズ(目安) | W18.3×D18.3×H2.5cm ※手仕事の為、大きさに個体差があります |
|---|---|
| 重量(目安) | 410g |
| 材質 | 磁器 |
| 使用区分 | 電子レンジ ×、食洗機 ×、オーブン × |
| 原産国 | 日本(九谷焼) |
プロキッチンスタッフより
九谷青窯について
九谷青窯が誕生したのは1971年。伝統と格式をもつ九谷焼の産地、石川県能美市に窯元を構え主催者の泰耀一さんの元に全国から集った、十数名の若き陶工たちが思い思いに作陶しています。九谷青窯では図案のデザインからろくろ成型、焼成、絵付けまでを一貫してひとりの陶工が行うため、陶工ごとに異なる作品の個性を楽しむことも。九谷焼の伝統技術を活かしつつ、自由な発想を盛り込んだ「日常づかいの器」はこれまで九谷焼に馴染の薄かった若い世代にも広く支持されています。ひとつひとつ異なる筆の跡や釉薬のかかり具合など、手仕事の温もりが伝わる器たちは日々の料理を盛りつけることで輝きをましていくはずです。
高原真由美について
大学で陶芸を学んだ後、京都の窯元などを経て九谷焼の産地、石川県に窯元を構える九谷青窯へ入社。常に自分らしい世界観を大切にしながら伝統とオリジナリティを融合させた魅力あふれる作品を制作しています。高原真由美さんの器は色の濃淡を活かして描いたモチーフの色合いを堪能できる絵付けのものや、あえて色付けをせず白磁の美しさを際立たせるものまで、どちらかというとシックで落ち着きのある作風が特徴です。しかしながら一見落ち着いた印象の中にも、優雅な女性らしさが漂い一度使うと食卓にそっと彩りを添える器に魅了されます。余白と絵付けのバランスが絶妙なのも高原さんの器の素晴らしいところ。料理を無造作に盛り付けても、素敵な一品が完成します。
結婚祝いや出産祝い、新築・引っ越しのお祝い、内祝い、誕生日や日ごろの感謝を込めたギフトなど、大切な方へのプレゼントにもどうぞ。また、お中元やお歳暮、クリスマスなど季節の贈り物としても喜ばれます。ラッピングサービスも有料で承っておりますので、通販サイトでも心のこもったプレゼントをご用意いただけます。


茶色い食べ物とも相性よし!
高原真由美さんの瑠璃釉八角皿の深い瑠璃色は、茶色い食べ物とも相性がよくおいしそうに見せてくれます。実は縁の部分に鉄釉で縁取りをしているため、単調にならず程よい渋さもある器です。今回はおやつに群馬のソウルフードの”焼きまんじゅう”を盛り付けてみました。こってりとしたみそだれがおいしそうに映えています。同じく高原さんの呉須鉄果実4.5寸皿を取り皿に用意したところ、これがぴったり!美しい青の器にうっとり、心が癒されます。
三木