古賀雄大　ガラスの鏡餅大

飾る場所を選ばない
シンプルなガラスの鏡餅

独自の世界観を持つガラス作家、古賀雄大さんの鏡餅は手の平にのるほどの小さなサイズ。際立つ透明感とゆらぎ、そしてまるでとろみのあるガラスの中に水を内包しているような柔らかなラインなど、いつまでも見続けていただくなるほど素敵な作品です。

高温に熱したガラスの塊をジャックと呼ばれる道具などを巧みに操りながら、コロンと丸い鏡餅を作っていきます。繊細な工程の偶然から生まれる気泡の入りやみかんの葉っぱのカタチなどに手作りゆえ個性があり、愛らしさを感じるポイントに。



高さ約9cmの大サイズ。三方の代わりにお手持ちの脚付きの器や茶托などに載せて飾るとお正月らしい景色が広がります。また、紅白の水引を結んであげても我が家感を楽しめますよ。もちろんそのまま飾ってもいいのですが、もしちょうど良い塩梅のものをお持ちでしたら合わせてみてください。



この鏡餅の嬉しい悩みが、どこに飾るか。コンパクトなサイズですので、お好きな場所に飾っていただけますが、照明の明かりでしっとりと煌めく玄関や階段のニッチ、太陽の傾きと共に光の屈折が変化する窓辺・・・飾る場所によってガラスの表情が異なりますので、ぜひお気に入りのベストポジションを見つけてお楽しみください。

お正月飾りをしつらえるのは正月事始めの12月13日以降からが一般的。期間限定のガラスの煌めきを存分にお楽しみください。