湖面に佇む、優雅な白鳥
白鳥が静かに水辺に佇む情景を、そのまま器に閉じ込めたような「スワン」。湖面をすべるように進むその姿を思わせる形は、静けさの中にそっと動きを感じさせる、なんとも美しいデザインです。ふっくらと立ち上がる羽の膨らみ、きらめく水面を思わせるレリーフ…これらは原型師がひとつひとつ粘土を彫って作り上げたもの。丁寧な手仕事の跡が残るその表情は、まるで器に物語が宿っているようです。テーブルにさりげなく置くだけで、まるで物語のワンシーンのような空気がふわりと広がる、そんな器です。
○ 時をまとう、3つの色
「スワン」に用意されたのは、時間のうつろいを感じさせる3つの色。
・ブラン(白):ほのかに青みのある灰釉で冬の朝の光。

・ミエル(蜂蜜色):伝統の黄瀬戸釉の透き通った色合いは黄昏時を。

・ソワレ(青):フランス語で宵、日が暮れた後の青く染まる時間。

釉薬や焼成の加減で生まれる色ムラや貫入は、刻々と表情が変化する“景色”そのもの。少しずつ違うからこそ、手元に届いたものが「自分だけの一枚」と感じられるはず。
○ 手のひらサイズに広がる使い道
約14cmほどの小さな器は、日常の中で何かと使い勝手のよいサイズ感。お茶の時間にちょっとしたお菓子をのせたり、朝ごはんに果物をのせたり。変形皿は使い道に迷いがちですが、「スワン」は意外と出番が多いアイテムです。アクセサリーをのせてトレイにしたり、カトラリーレストとして添えても素敵。シンプルなテーブルのワンポイントとして使ったり、アンティークの家具やヨーロッパの食器とも相性が良く、コーディネートの中にそっと表情を加えてくれます。

○ 陶器をもっと身近に
陶器というと扱いにくい印象があるかもしれませんが、「スワン」は電子レンジ・食洗機ともに使用可能。日常づかいしやすい一枚です。使い始めの目止め処理は必要ですが、そのひと手間をかければ、より安心して長くお使いいただけます。
特別な日じゃなくても、いつものテーブルにふと置いてみたくなるようなスワンの小皿。静かで美しい、でもどこかあたたかみのある佇まいが、日々のごはんやおやつの時間を、ほんの少し豊かにしてくれるはず。

それでは最後にスタッフ最上のおすすめコメントをご紹介いたします。
● バイヤーコメント

サイズ(目安) | W14×D8.5×H3.0 |
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重量(目安) | 122g |
材質 | 陶器(白荒土)/色釉/酸化 |
使用区分 | 電子レンジ ○ 食洗機 ○ オーブン × |
原産国 | 日本 |
ご確認ください
- 器の使い始めは目止めをお勧めします。汚れやシミを付きにくくする効果があります。詳しくは目止めの仕方をご覧下さい。
- ご購入時に表面に細かなヒビ(貫入)が入っているものや、使用していくうちに貫入が入っていくものがございますが使用上支障はありません。
- ご使用の際はその都度、たっぷりのきれいな水に浸して十分に吸水させて下さい。食品の水分が入りにくくなりカビ、汚れの浸水を軽減させます。水に浸した際は、斑点のようなシミが出る場合があります。これは器が水分を吸水した為で、よく乾かして頂くと斑点は消えます。
- 長時間食品を入れたままでのご使用はお避け下さい。
- ご使用後はすぐに汚れを落とし、よく乾燥させてから収納して下さい。
- お使いのPC・携帯等端末の環境により、実際の製品と画像の色味が若干異なる場合がございます。予めご了承ください。
STUDIO M(スタジオエム)について
スタジオエム(STUDIO M)はマルミツ陶器が手掛けるブランドのひとつで、家庭で使われることを考えて作られた普段使いの食器が揃います。「何か飛び抜けている訳ではなく、日常に寄添いながら、ほんの少しだけ、楽しい気分になれるテーブルウェア」それがブランドのコンセプト。ぽってりとした厚みや丸みを帯びたデザイン、食卓がほっこりするような色合いなど、素朴で温かみのある器は手にするたびに笑顔がこぼれるはず。
デザインの豊富さも魅力です。一汁三菜の和食の食卓がよく似合う和食器、北欧の食器とも合わせやすいカフェで使われているような洋食器、また器のバリエーションも多彩でメイン料理が映える大皿、朝食用のスープボウル 、薬味を盛り付ける豆皿、雑貨感覚で使えるケーキスタンドなど、お好みのうつわが必ず見つかります。素材は耐熱温度が高い磁器、温かみのある陶器などがありますが、電子レンジや食洗機の使用の可否は商品によって異なりますので、各商品ページでご確認ください。食べる人の事を考えて調理する時間から、おいしく食べて使い終わった器を丁寧に洗う時間まで、スタジオエムの器が食事の楽しさを伝えてくれることでしょう。
新商品について
スタジオエムらしさが詰まった、可愛らしいうつわたち。日々の食卓を心地よく彩るラインナップが揃いました。