夏の和のおもてなし | 食器と料理道具の専門店「プロキッチン」

和のしつらえで夏のおもてなし

ジリジリと焼きつける太陽の光が容赦なく降りそそぐ夏の時季のおもてなしは、
すーっと涼しい風が抜けるような軽やかな器づかいと
食欲が増してくるさっぱりした味付けの料理を並べてゲストをお迎えしたいもの。
今回は和のしつらえを意識した、
夏のおもてなしに映えるアイテムをご紹介いたします。

竹かごを使った花籠膳

それでは、おもてなしのテーブルセッティングをはじめましょう。
メインになるのは公長齋小菅の六つ目かごです。
6本のひごを六角形になるように編み上げた見た目も涼しげな籠の器で、
中に小鉢や豆皿を入れて使います。
いつもの料理も六つ目かごの中に入れるだけでごちそう感が何倍にも膨らみます。
「蓋を開けて食事をする」というエンターテイメント性もおもてなし向きですね。
夏なら軽やかなガラスの器を取り入れて。
ガラスの器がひとつあるだけで、食卓に清涼感を運んできてくれます。

涼を感じる夏のお蕎麦

冷水でキリリと締めたしゃっきり蕎麦は夏だけのごちそう麺です。
より美味しさにこだわるなら、竹製のそばすだれを使って。
季節感を盛り立てながらしっかりと麺の水切りもしてくれる頼もしいアイテムです。
お皿にそばすだれを敷くだけで、さりげないおもてなし感が生まれます。
さて、お次は蕎麦猪口選び。
目にも楽しい縁起の良い文様柄やガラスの蕎麦猪口も素敵です。
どれにしようか迷ったら、お客様に選んでいただくのもいいかもしれませんね。
わさび、大根おろし、刻みねぎ。蕎麦の風味を引き立てる薬味の用意もお忘れなく。

竹の小物を取り入れて

最後の仕上げは和テイストの竹小物です。
公長齋小菅の上質な取り分け箸やトング、おもてなし感を高める箸置きや
おしぼり籠が食卓を涼しげに見せてくれるだけでなく、
粋で洗練された印象にしてくれます。
おもてなしはゲストへのちょっとした気配りも大切です。

夏の和を感じる涼しげなアイテム

もっと気軽に夏っぽさを取り入れたいなら、涼しげな表情のガラスの器が一番です。
廣田硝子ならレトロな質感のガラス器から冷麺に使いたくなる鉢まで、
イメージにぴったりなガラス食器が必ず見つかります。
また、冷たい飲み物がさらにひんやり感じる丸直製陶所の染付陶碗、
夏の青空をイメージさせるコウシャの爽やかな青い器などもおすすめ。

和食器でつくる目にも涼しげな夏のおもてなし、いかがでしたか?
この夏はお気に入りの和食器と季節の要素を取り入れた、
遊び心のあるおもてなしを楽しんでみてください。