高原真由美さんの作品の多くはシックな佇まいのものが多く、呉須の青色が引き立つ、どこか懐かしさを感じさせる器が特徴です。しかし、今回ご紹介するのは柔らかな筆のタッチはそのままに、茶色や緑色など、淡い色絵を用いた花模様が愛らしい雰囲気です。モチーフに選んだのはビオラや日日草など、日常のふとした瞬間に目にする素朴な花たち。モチーフは器の中だけでなく側面にも描くことで、情景が浮かぶ作品に仕上がっています。カラフルな色絵とはまた違った、大人の可愛らしさを楽しめます。
4寸皿は約12cmほどの小皿でモチーフは日日草。5枚の花弁をつけた可愛らしい日日草を呉須の青色で縁取りし、花びらや葉っぱを落ち着いた色絵で描いています。器を囲むようにモチーフが置かれ、日日草の可愛らしさを引き立たせています。醤油皿として使ったり、お漬物を盛り付けたり、箸置きとして使っても。縁に立ち上がりがあると色々な料理にお使いいただけますし、器を持つときにも便利です。裏側にはまわりを囲むように一本の青色の線が入っており、どの角度から見ても作品の世界観を堪能できます。食卓にふわりと温かな時間が流れる、そんな器です。
九谷青窯では、ひとりの陶工がろくろによる成型から焼成、色づけまでを一貫して行うため、作品のひとつひとつに陶工のこだわりやスタイルが見てとれます。毎日使ってもらうための器を前提としているので、食卓で料理を盛りつけたときに魅力が最大に輝くはずです。
サイズ(目安) | φ12.0×H2.5cm ※手仕事の為、大きさに個体差があります。 |
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重量(目安) | 112g |
材質 | 磁器 |
使用区分 | 電子レンジ ×、食洗機 ×、オーブン × |
原産国 | 日本(九谷焼) |
プロキッチンスタッフより
ご確認ください
- 手づくりの商品のため、表情や大きさ、形状、色味、絵柄、貫入や釉薬のかかり具合などひとつひとつ異なります。こちらは交換・返品の対象にはなりません。
- 同じ器でも(蕎麦猪口、飯碗、6寸平皿など)絵柄によって形状が若干異なります。
- 陶磁器製品は、製造上どうしてもできてしまうポッチや小さな傷、高台のへこみ、色ムラや歪み、反り(写真)、黒点(写真)が見られる場合がございます。このような現象につきましては商品の製造工程および品質上の「仕様」であって「傷・破損」扱いにはなりません。返品・交換の対象となりませんので予めご了承のうえご注文ください。
- お使いのPC・携帯等端末の環境により、実際の製品と画像の色味が若干異なる場合がございます。予めご了承ください。
九谷青窯について
九谷青窯が誕生したのは1971年。伝統と格式をもつ九谷焼の産地、石川県能美市に窯元を構え主催者の泰耀一さんの元に全国から集った、十数名の若き陶工たちが思い思いに作陶しています。九谷青窯では図案のデザインからろくろ成型、焼成、絵付けまでを一貫してひとりの陶工が行うため、陶工ごとに異なる作品の個性を楽しむことも。九谷焼の伝統技術を活かしつつ、自由な発想を盛り込んだ「日常づかいの器」はこれまで九谷焼に馴染の薄かった若い世代にも広く支持されています。ひとつひとつ異なる筆の跡や釉薬のかかり具合など、手仕事の温もりが伝わる器たちは日々の料理を盛りつけることで輝きをましていくはずです。
高原真由美について
大学で陶芸を学んだ後、京都の窯元などを経て九谷焼の産地、石川県に窯元を構える九谷青窯へ入社。常に自分らしい世界観を大切にしながら伝統とオリジナリティを融合させた魅力あふれる作品を制作しています。高原真由美さんの器は色の濃淡を活かして描いたモチーフの色合いを堪能できる絵付けのものや、あえて色付けをせず白磁の美しさを際立たせるものまで、どちらかというとシックで落ち着きのある作風が特徴です。しかしながら一見落ち着いた印象の中にも、優雅な女性らしさが漂い一度使うと食卓にそっと彩りを添える器に魅了されます。余白と絵付けのバランスが絶妙なのも高原さんの器の素晴らしいところ。料理を無造作に盛り付けても、素敵な一品が完成します。
結婚祝いや出産祝い、新築・引っ越しのお祝い、内祝い、誕生日や日ごろの感謝を込めたギフトなど、大切な方へのプレゼントにもどうぞ。また、お中元やお歳暮、クリスマスなど季節の贈り物としても喜ばれます。ラッピングサービスも有料で承っておりますので、通販サイトでも心のこもったプレゼントをご用意いただけます。
食べ終わっても楽しいお皿
色絵のお皿ですが、おさえた色味がもりつけた食材を引き立ててくれます。12cmという大きさは食事時には取り皿としてもちょうどいいし、ちょっと休憩なんて時にお茶菓子をのせるのにもぴったりです。和食器だけどケーキにもあいますよ。今日は築地のさつまいも専門店芋菓子しみずのさつま金時のスイートポテト!食べ終わったあとも絵柄がかわいくって、ついついながめてはニコニコしてしまいます。
石田
そっと花を添える器
色味が地味な料理は、お皿に盛りつけてもなんだかイマイチになりがちです。そんな時はそっと花を添えてくれるこのお皿を使います。料理を引き立ててくれるさりげない絵柄が素敵!茶色一色のいなり寿司でも不思議とさまになりますよ。
見目