料理やシーンに合わせて器を選ぶ。それは食卓に彩りを添えるだけなく心を贅沢にしてくれるとっておきの時間。そんな器選びをより楽しいものにしてくれるのが、市野雅利さんが作陶するココチ舎の和食器です。丹波焼で作られた器は素朴さを残しつつ他にはない独特の佇まいがあり、料理を盛るとグンと映える器。ざらっとした手触りも独特でずっと触れていたくなるほどの心地よさがあります。
表面に釉薬をかけずに約1100℃~1300℃の高温で長時間に及んで焼成する焼締(やきしめ)の器。高温で焼くため同じ釜で焼いたものでも浮かび上がる模様は多種多様。ひとつひとつ異なる表情を持ちます。釉薬のコーティングがないため油シミなどが付きやすいですが、毎日使い続けることで艶が増し滑らかな質感へと成長します。叩くと軽やかな高音を響かせ、金属のような石のような独特な趣が魅力。
平鉢はブリ大根などの煮物をざっと盛り付けたり、ちらし寿司やビビンパなどのごはんもの、おそばやうどんなどを盛り付けても美味しそうに。
ココチ舎の器は若い方やはじめて和食器を手に取る方にも使いやすいよう嬉しい心配りがされています。使いはじめの目止めの作業はしなくてもよく、また電子レンジでの使用も可能。焼締の器は釉薬がかかっていないため油シミなどが付きやすいですが、不安にならずに毎日つかうことで艶が出てきて滑らかさが増してきます。もし、気になるようでしたら料理を盛り付ける前に水に浸してからお使いいただくと、染み込みを緩やかにすることができます。
器は台所や食卓で使う道具でもあるので軽さや使い勝手は重要視していますとのこと。ストレスなく使える器ですので「これ素敵だなぁ、使ってみたいなぁ」くらいの感覚で、手に取っていただけたらと思います。
サイズ(目安) | φ21.5×H6.5cm |
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重量(目安) | 547g |
材質 | 陶器 |
使用区分 | 電子レンジ ○、食洗機 ×、オーブン × |
原産国 | 日本 |
ご確認ください
- 手づくりの商品のため、表情や大きさ、形状、色味、絵柄、貫入や釉薬のかかり具合などひとつひとつ異なります。こちらは交換・返品の対象にはなりません。
- 釉薬が窯変して表れるピンクがかった緋色や鉄分の黒い点などは自然に出来たものです。(画像参照)
- お使いのPC・携帯等端末の環境により、実際の製品と画像の色味が若干異なる場合がございます。予めご了承ください。
ココチ舎について
兵庫県篠山市、丹波焼の産地で作陶している市野雅利(いちのまさとし)さん。店名のココチ舎(ここちや)には「日々の暮らしに心地よさを届けたい」との思いを込めつけられました。市野さんがつくる器は土の素材感が存分に生かされ、手仕事の痕跡がダイレクトに伝わってくるもの。その上、遊び心のある独特の味わいが使い手の感性を刺激します。若い人にも興味を持ってもらえるスタイルを心掛けているとのことで、ストレスがないよう触り心地、使い心地を意識しているそう。目止めもいらず電子レンジで温めも問題なし。作家ものの器ながら気負いなく使えますので、ひとりでも多くの方にココチ舎の器で食卓を飾っていただけたらと思います。
小鉢・大鉢について
味が染み込んだおでんやちょっとした和え物などを盛りつけるには、深さのある器が重宝します。テーブルの中央に華を添える大鉢、コーディネートの素敵なわき役になってくれる小鉢、ココチ舎の鉢は独特の雰囲気をまとっていますが、他の器ともすんなりと溶け込みコーディネートのしやすさも魅力です。平皿同様に電子レンジの使用が可能です。