オシオクラフト コーヒーメジャースプーン 黒染め S 桜 / osio craft

オシオクラフトさんで素敵なコーヒーメジャースプーンと出会いました。いろいろな材質、カタチ、デザインのものがあるコーヒーメジャースプーンですが、手仕事から生まれるオシオクラフトの山桜のコーヒーメジャースプーンは、ほっと一息のコーヒータイムに温もりをプラスしてくれます。
柄杓からイメージを膨らませてデザインされたスッキリとしたシルエットながら、柄の端に意匠を凝らした細工を施すことで、どこかアンティークのような趣も感じられます。大きさは擦切り一杯で5gのコーヒー豆をすくえるちょっと小ぶりのサイズ感。一般的にコーヒーカップ一杯分は10gが適量とされていますので、一人分のコーヒーをドリップするときは二杯分が必要になります。カップにぽってりとした木のモノ特有の厚みがないため、豆がすくいやすくとても軽いから扱いやすさの点でもハナマルです。
ツートーンカラーの黒染タイプは、柄を鉄媒染(てつばいせん)と呼ばれる手法を用いて、木材のタンニンと鉄を反応させて黒く染色しています。発色の良さはもちろん、木地を活かしつつ自然な仕上がりになるよう、媒染液などは独自の配合にこだわりたどり着いた色とのこと。モダンな印象に仕上がっています。
柄の長さは2種類。柄の短いSサイズは小さめのキャニスターに豆を保存している方におすすめ。そして柄が長いMサイズは大きめの瓶や袋からそのまますくうときもスプーンが埋もれないので、残り少なくなってきたコーヒー豆もストレスなくすくうことができます。どちらも持ったときに長さや重さのバランスが良く、実際に手にしてみたところ持ち方にもよりますが、柄の端の装飾部分が手のひらにキュッと当たるため、柄が滑らず安定感のある使い心地でした。
表面の仕上げ材には汚れが付きにくく乾燥から守る目的で安全性の高いウレタンオイルが塗られています。もし、汚れが気になってきたら中性洗剤と柔らかいスポンジで優しく洗ってください。また、木肌がカサつきが気になるときは、当店でご紹介している尾山製剤のみつろうオイルや荏胡麻油、亜麻仁油などの乾性油でのメンテナンスが可能です。
コーヒー豆に触れれば触れるほど油分がゆっくり染み込み、使いはじめとは違った表情を見せてくれるのも木のモノの愉しみのひとつ。同じサイズ展開でカップも柄も同じ山桜で仕上げたものもございます。コーヒーにこだわりのある方へのプレゼントにもお選びください。
サイズ(目安) | φ4(深さ2.5cm)×L6cm |
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重さ(目安) | 15g |
材質 | 天然木(桜)、ウレタンオイル(オリオ2)塗装 |
使用区分 | 食洗機 × |
原産国 | 日本 |
プロキッチンスタッフより
ご購入前にお読みください
- 天然素材であるため、木材のどの部分を使用するかによって木目の出方、木の色合い、色の濃淡の現れ方などが異なります。同じ木材でも全て表情が変りますが、この商品の魅力としてご理解ください。
- 柄が黒染めのタイプは強くこすると、色が落ちることがありますのでご注意ください。
- 汚れた場合は中性洗剤と柔らかいスポンジで優しく洗ってください。
- 荏胡麻油、亜麻仁油などの乾性油でのメンテナンスが可能です。
- 柄に少し角度がついているため、裏側は継ぎ目が若干見える場合があります。
osio craftについて
飛騨高山の町から少し離れた工房で活動をしているオシオクラフト(osio craft)。地元、岐阜県産の木材をはじめ、日本で育った木材を使用し、素材を生かしながら独自のエッセンスで味付けすることを得意とするブランドです。手掛けているのは家具作りの学校で木工と習得した岩田翔馬さん。ブランド名の「osio craft」とは、素材を生かす、味付けをする、私たちの日常にある「塩」 からインスピレーションを受け、日常を風味豊かにするモノづくりを目指して付けられたもの。木の特性を見極めその表情が最大限に輝くよう、一つ一つ丁寧に仕上げられています。大切な方へのギフトにもおすすめです。
キッチンについて
心地よい木の温もりがありながら、他にはない個性的なデザインが魅力のオシオクラフトのキッチンアイテム。日本で生まれ育った天然木をひとつひとつ丁寧に手作業で削り込んで生まれる作品からは、ひと目でつくりの良さを感じ、使うたびに気持ちがときめきます。時とともに色艶を変えていく経年変化も楽しみな木のキッチンアイテムはご自宅用はもちろん、大切な方へのちょっとしたプレゼントにも最適です。
キャンプにもおすすめ【その3】
よくあるコーヒーメジャースプーンは10gが多いですけれど、こちらは小ぶりで一杯5g。マグカップの中にすっぽりと納まるサイズなので、小ぶりさを活かしてキャンプの時も連れていきます。自然の中で頂く挽きたての豆で淹れた珈琲は格別です。珈琲の油分でいい感じに変化してくるそうなので、それも楽しみです。ちなみに先日豆のままと挽いたものとでは、一杯の重さが変わってくるのではないかと思い実験してみたところ両方ともに丁度5gでした。
中島