削りすすみ小さくなった鰹節を安全に削るための道具、おさえ木。台屋式のおさえ木は一般的な片手で削る仕様のものではなく、両手で押さえて削るため力のバランスが取りやすく安全に削ることができます。さらにシリコンゴム部分は緩やかなカーブを施しているため、鰹節の形状にしっかりとフィットし、かなり小さくなるまで削ることが可能です。旨味が凝縮された鰹節はなるべく無駄なく最後まで味わいたいもの。おさえ木を使ってギリギリまで削った後は昆布と一緒に醤油に漬け込んで出汁醤油を作っても美味しくいただけますよ。
快適に削るためのポイント
・それまで削っていた平らな面を上にし、その面にシリコンゴムを押し当てます。
・削る面の幅が広いと強い力が必要ですので狭いほうが簡単に削れます。
・逆目の場合は粉になりやすいです。(鰹節には尾と頭の向きがあり、必ず頭の部分から削ります。)
・平らな面が急斜面だとおさえ木で押し付けにくいです。
・鰹節が大きすぎると削りにくい場合があります。
本体はウォルナット材で作られており、鰹節削り器と同じように滑らかな手触りが心地よく揃いで使いたくなるモダンなデザインです。ストレスなくお使いいただくために、削り器と一緒にご購入いただくのがよろしいかと思います。天然木を使用しているため、木目や色の出方は一つ一つ異なりますことをご了承ください。
サイズ(目安) | 5.0×24.8×1.5cm |
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重量(目安) | 96g |
材質 | ウォルナット、シリコンゴム |
原産国 | 日本 |
ご確認ください
- 天然材ですので一つ一つ木目や色は異なります。
台屋について
山谷製作所は大工道具の「鉋(かんな)」の台をつくるメーカーとして1946年に創業しました。もともとは鰹節削り用の刃の部分を生産していましたが、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたのをきっかけに和食に貢献するべく、現代のライフスタイルに溶け込む美しいデザインで鰹節削り器を生産するようになりました。ウォルナットとブナを素材とした継目のないつるりとした箱は、鉋台生産者ならではの見事な削り出し製法。長く使え、直すことも可能です。台屋では試し削りをして出荷されているので、お手元に届いてすぐに美味しい鰹節が削れる心遣いも嬉しいですね。