少し前の日本の台所であたり前のように使われていたさらし。急速な時代の変化の中でその存在が薄れてしまいましたが、ゴミを減らすことへ意識が向かっている現代の暮らしの中で再びさらしが見直され、台所仕事に欠かせない道具として取り入れる方が増えています。実際に使ってみるとゴミが減るだけでなく、その万能さに驚きを隠せないはずです。
さささの和晒(わざらし)ロールに使われている和晒とは、織りあがった生地の汚れや不純物を取り除いたさらしのことで、キッチンペーパーと同程度、あるいは用途を知ることでそれ以上の仕事をこなしてくれます。また、生地は手ぬぐいにも使われる目の細かいしっとりとした薄手の岡生地を使用。風合いがよく、乾きが早いため、毎日気持ちよく使えます。
では、その広い用途について。基本的にはいまお使いのキッチンペーペーやクッキングシートと同じですが、さらしの良さはそこにふきんとしての要素が加わり、熱に強く、破れたりせず、煮沸消毒などをして洗って繰り返し使える点が挙げられます。
野菜や豆腐の水切り、出汁濾し、蒸し器やせいろの敷き布、食器拭き、台拭きや手拭き、固く絞ったさらしにごはんを包んでおにぎりを握ったり、ごはんを冷凍保存をしたり、コーヒーフィルターとして使ったり、とまさに一枚で何役もこなし、さらにアイデア次第でまだまだ使い道が増えそうです。真っ白な下ろしたては食品まわりに、クタクタになってきたら掃除まわりに、最後まできっちり仕事をこなしてくれるから、ゴミ箱へ入れるときも自然とありがとうの気持ちが芽生えます。
和晒ロールは幅360ミリ、1ロール7メートル。お好きな長さにカットして使いたいなら、ミシン目のない和晒ロール Freeを。手軽にカットして使いたいなら350ミリ毎にミシン目が入った和晒ロール Cutをお選びください。端は切りっぱなしでも自然に糸が落ちなくなりますし、何より縫い目部分に汚れがたまらず衛生的です。使いやすさが増す専用ホルダーとのセット商品もございますので、併せてご覧ください。
確かな機能性にスタイリッシュさを纏わせた、日本の台所に根付きそうなさささの和晒ロール。暮らしにさささっとお使いください。
サイズ(目安) | φ6.2×W36.0cm 全長7m |
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重量(目安) | 355g |
材質 | 綿100% 岡生地 |
洗濯について | 水洗い |
原産国 | 日本 |
さささについて
明治44年(1911年)大阪に創業した武田晒工場。当時より和晒、日本手ぬぐい、ガーゼ肌着などの製造・販売を手掛け、晒の可能性を追求しながら時代の流れに沿った商品開発を行なっています。2020年度グッドデザイン賞における「グッドデザイン・ベスト100」を受賞した、さささ和晒(わざらし)ロールは「毎⽇のくらしで さささっと 使える」をコンセプトにしたこれまでにないロールタイプの和晒です。洗って繰り返し使える多用途なさらしは、環境に配慮した暮らしの道具として再び脚光が集まっています。