tetu　鉄瓶

毎朝の白湯づくりに
鉄分補給に

水を沸かすだけでまろやかで甘い鉄分入りのお湯が作れる鉄瓶は白湯ブーム、鉄活ブームで注目度が高まっている道具です。でも、鉄瓶は敷居が高い・・・と思っている方の背中をポンっと押す、素敵な鉄瓶が届きました。

家具デザイナーの小泉誠さんがデザインをしたtetuの南部鉄瓶は北欧デザインを彷彿させるモダンなスタイルと扱いやすい小ぶりのサイズが特徴。鋳鉄製だからどうしても重たさはあるけれど、小ぶりゆえの扱いやすさが備わっています。毎朝の白湯を作るときもお茶を淹れるときも気軽に手に取れるのは嬉しいところです。



鉄瓶で沸かした白湯の美味しさはケトルやポットで沸かしたものとは別のもの。まろやかで甘くて、ただのお湯なのにただのお湯じゃない。風味を感じられるのです。その理由は水の中に含まれるカルシウムなどのミネラルが鉄瓶の内部に付着して取り除かれ軟水となるから。日本の水道水はもともと軟水ですが、硬水のお水を沸かしてみるとよりその違いがわかるはず。

白湯はデトックス効果や美肌効果、冷え性改善に加えて、鉄瓶で白湯を作ると貧血予防の鉄分補給も叶います。tetuがあればこれから365日、何十年も美味しい白湯を作ることができ自然な形で鉄分を補給できるから、これなら三日坊主さんにも続けられそうですね。



白湯の作り方は簡単です。鉄瓶の約7分目くらいまで、水を入れて火にかけます。水道水を沸かす際は塩素などを蒸発させるため蓋は外すかずらして沸かしてください。ふつふつと沸騰した状態で10分～15分沸かします。火を止めたら蓋をしてカップに注ぎます。約50度くらいに冷めたら飲み頃です。（ミネラルウォーターを使う場合は蓋をしたままお湯を沸かし、沸騰したらカップに注いでOKです）

鉄製の道具と切ってもきれない関係が「錆」。この鉄瓶に関しては内側に錆ができにくいように酸化被膜加工を施しています。しかし、完全に錆ができないわけではありません。正しく使っていても赤錆が発生する場合が多々あります。錆を見つけてショックを受けると思いますが、もともと鉄瓶の錆はカラダに害のあるものではなくそのまま使用していただいて構いませんので、がっかりせずに安心してお使いください。

また、使い始めのひと手間で錆の発生を防ぐ方法もございます。使い始めの何回かを硬水（硬度の高いミネラルウォーター）を入れて沸かすと水に含まれるカルシウムやマグネシウムが結晶化し白い膜が内部につきます。これを湯垢と呼ぶのですが、この湯垢をつけることで錆の発生を抑えてくれるのでお試しください。

普段使いのルーティンとしてはお湯を沸かした後は速やかに乾かすこと。鉄瓶が熱いうちに中のお湯を注ぎ切り、蓋のつまみを鉄瓶のフチにかけておくと水分がみるみる乾き始めます。注ぎ切る際に大きく傾ける必要があるため、ミトンなどを使用して火傷に気をつけて扱ってくださいね。



鉄瓶はお湯を沸かすだけなので普段のお手入れは特に必要ないです。逆にこすったり、洗剤をつけて洗ってしまうと傷が付いたりして余計に錆びやすくなってしまうためご注意ください。もしお湯が濁ってきたり、ニオイが金気臭くなってきた場合はお茶パックを鉄瓶に入れて煮出すとお茶のタンニンと鉄分が反応して赤錆を抑えてくれるそうです。おろし立てはお湯の濁りがなくなるまで何度かお湯を沸かしてそのお湯を捨ててください。

先ほども触れたように鉄瓶で沸かすお湯は軟水になります。日本茶や紅茶などは軟水で淹れると風味も色合いもアップしますし、和食を作るときにも相性良し。tetuでお湯を沸かす時間が日々の楽しみになりますよ。

IHでもお使いいただけますので、新築祝いなどのお祝いの贈り物や海外の方など幅広い方へのギフトにも喜ばれます。