ミソノ モリブデン鋼 小三徳 140mm / Misono
料理を楽しく、快適にするには包丁選びが大切。切れ味のよさ・お手入れのしやすさ・価格。さらに日本のメーカーで自信をもってご紹介できる包丁はないかと探していたところ、ついに出会いました!プロの料理人から絶大な支持を受けるミソノ(Misono)は岐阜県関市の老舗包丁メーカー。ラインナップの中で最も人気の高いプロから一般の主婦まで幅広く愛される両刃の洋包丁、モリブデン鋼包丁をご紹介いたします。
セレクトの大きなポイントとなったのは材質のモリブデン鋼です。硬度と粘り強さのあるモリブデン鋼を使用した包丁は「錆びにくく切れ味が長持ちする」のが特徴。さらに「研ぎやすい」包丁でもあるので365日いつでも気持ちよくお使いいただけます。
包丁の切れ味をキープするにはこまめなメンテナンスが必要不可欠。意外と切れ味が落ちてもそのまま使ってる…という方も多いのではないでしょうか。研ぎあがりのよい包丁ですので、研ぎ石を使ってのメンテナンスがおすすめです。しかし、お使いのシャープナーでも切れ味が復活しますので、一か月に一度など定期的にメンテナンスしてあげてください。(商品には砥石を使った研ぎ方の説明書が入っています)
小三徳包丁は三徳包丁をひと回り小ぶりにした万能包丁で、三徳同様に肉・魚・野菜とオールマイティにお使いいただけます。女性の手になじむサイズでペティナイフより刃渡りが長く、幅が広いのでペティナイフでは難しかったまな板での刻む作業が楽にできます。玉ねぎもさくさく切れるからあっという間にみじん切りが完成(しかも涙が出ていない!)、完熟トマト、熟れた柿の皮むき、魚の三枚おろしも包丁の刃先を上手に使えば簡単です。切れ味のよい包丁はケガにつながりにくく、スパッと切れるからストレスがなく時短にもつながります。抜群の切れ味で切った断面も美しいから料理上手になった気分にも。
スタッフみんなで実際に使用してみたところ「包丁に重たさがあるから切りやすい」との声がよく上がりました。最近は手が疲れにくく取り回しがしやすい軽量の包丁も多くみかけますが、それと比べると手にしっかりとした重さが伝わってきます。重みのある包丁の特徴としては、力を入れなくても包丁の重さで自然と食材に刃が入って切ることができるので安定感があり、とても楽に切ることができます。慣れれば重たい包丁の方が疲れない、という方もいらっしゃいます。
また他のスタッフは「この包丁はツバ付きなのがいいですね」とも。ツバとは柄と刃のつなぎ目部分を差し、口金とも呼ばれています。ツバがある包丁は水が柄に染みこみにくく汚れや雑菌がたまりにくいので衛生的。さらにミソノの包丁は刃が柄の最後まで続く刀身一体の作りだから、洗いやすく重量のバランスが良いので長く使っても疲れないのが特徴です。他にもハンドルのエッジ部分に小指がしっかりとかかり握りやすいなど、ミソノの優れた技術がふんだんに盛り込まれています。
昔から主婦に愛されてきた実力では折り紙つきの質実剛健派のミソノの包丁。品質の良さと価格のバランスがよく、信頼できる包丁を使いたい方におすすめの包丁です。包丁が変わるだけでこんなに下ごしらえがはかどり、モチベーションが上がるとは!と驚くはずですよ。バイヤー蟹谷は「一人暮らしをするときに母親に買ってもらった包丁がミソノでした」と話してくれました。こんなエピソードが似合うのもミソノの包丁ならではなのかもしれません。
お手入れにはキングデラックス 中仕上、ミクロンDX 中仕上砥石もしくは
包丁工房タダフサ 砥石#800 基本セット
をご使用ください。スタッフの包丁砥ぎ体験ブログもあわせてどうぞ!
サイズ(目安) | 全長:25.0cm 刃渡り:14.0cm |
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重量(目安) | 125g |
材質 | 刃:ハイカーボン高級13クロム・ステンレス・モリブデン鋼 柄:黒強化木 |
使用区分 | 食洗機 × |
原産国 | 日本 |
プロキッチンスタッフより
Misono/ミソノについて
800年の鍛冶の歴史をもつ刀都、岐阜県関市を代表する包丁専門メーカー「ミソノ(Misono)」。熟練の職人たちが受け継いできた伝統技の上に先端の加工技術を取り入れ、鍛造から刃付けまで鍛錬に仕上げた優れた包丁は世界中の料理人から高い評価を受けています。プロ用の包丁を主体としているため、目を引くデザイン性などはありませんが、信頼度の高い製品として昔から一般家庭でも愛用されてきました。モリブデン鋼包丁は切れ味が長く持続することに定評があり、家庭用として全体のバランスがよい包丁。取り回しがしやすく実用性を重視する人たちに選ばれています。
小さくても万能
数年使い続けているミソノの小三徳は、刃と口金が一体になっているので根菜を切るときも安定感があります。月に1回程砥石で研いで切れ味を保っていますが、刃渡りが短い分、少しだけ研ぐ時間が短く済む気がしています。モリブデン鋼は硬すぎないので切れ味が落ちてきたかなと気づいたときに気軽に研げますよ。表面の曇りやうっすらとしたサビ等が気になってきたので粒子の細かいクレンザーで磨いてみました。※クレンザーで磨くとロゴが薄くなったり表面に細かい傷ができたりすることがありますのでご注意ください。
中澤