石井桃子 花唐草 碗
ご購入はお一人様2点までとさせていただきます。
石井桃子さんを代表する作品といえばこの花唐草。古典的な唐草模様を石井さんが思い描く文様にアレンジし、柔らかなテイストであしらった染付の器です。少しくすんだ呉須で色の濃淡やラインの太さなどを繊細なタッチで描いている一方、器の中をのびやかに行き交う青花には大らかさを感じます。ほんの数センチの高台部分にも丁寧に絵付けがされていて、どこから見ても絵柄の美しさを堪能できる器です。
器のまわりを優雅に彩る花唐草。縁の部分にもうっすらと釉薬が掛かり、全体をほどよく引き締めています。飯碗よりもひと回り大きめ。そして、手に持った時少し軽めに…というのを意識して作られた碗は、想像以上に多用途に使えます。ごはんならお茶漬けやミニ丼ぶり、炊き込みごはんに。煮込み料理やお惣菜を盛りつける小鉢として使ったり、豚汁のような汁もの、石井さんは杏仁豆腐の器にもいいですよ、と教えてくれました。
使いはじめに水洗いをして貫入に水分を吸収させて頂ければ特に難しいお手入れは必要ありません。電子レンジでの温めも可能で、使いつづけるうちに変化する風合いも楽しみのひとつ。手作りのため、模様の入り方、色合い、大きさなどが異なりますがそれぞれがその器の持ち味です。自分だけの一点ものとしてご愛用いただけたらと思います。
サイズ(目安) | φ13.5×H5.9cm |
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重量(目安) | 162g |
材質 | 陶器 |
使用区分 | 電子レンジ ○、食洗機 ×、オーブン × |
原産国 | 日本 |
ご購入前にお読みください
- 商品写真はサンプルとなります。手づくりの商品のため、同じものはひとつとしてありません。色合いやサイズ、表情、貫入の入り方、模様の入り方はひとつひとつ異なります。作り手のその時の思いを形にしているので、制作時期によっても表情は変わります。
- 窯の中の位置によって、色味が異なることがあります。
- お使いのPC・携帯等端末の環境により、実際の製品と画像の色味が若干異なる場合がございます。予めご了承ください。
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石井桃子について
兵庫県丹波篠山市で作陶されている注目の若手作家、石井桃子さん。花唐草や動植物などの文様を呉須の濃淡、線の太さのみで表現し、繊細で丁寧な絵付けながら緊張感を感じさせない柔らかなテイストに仕上げ、日々の食卓に馴染むうつわ作りをされています。地元が砥部焼の産地であり、お父様も昔の焼き物に造詣が深く小紋の柄や繊細な絵付けを見ていくうちに自分でも描けるようになりたいと思い始めたそう。陶芸の道を志し最初に師事したのが砥部焼の第一人者と知られ、白磁染付の唐草文を生みだした工藤省治氏。その後も愛媛県の窯元などで学んだのち2016年に独立。砥部焼は白磁に呉須と呼ばれる薄い藍色の手書きの図案が特徴です。幼いころから目に触れてきた砥部焼の記憶が唯一無二の世界観を紡ぎだしています。