花のある暮らしがもっと楽しく、さらに豊かになる小さな花器、しつらい。バイヤーがお正月飾りやお雛様の横にちょこっと飾れる花器を探しているときに出会いひと目惚れ。皆さんにご紹介することになりました。
季節を彩る愛らしい小花を一輪、うつろいゆく姿も楽しめる植物を一枝、独特の色合いが堪能できるドライフラワーを一本、身近に存在する草花を小さく飾ることが得意な一輪挿し。白い繭のようなマットな質感とオブジェのようなカタチに惹かれます。花を挿すだけでキマるのもこの花器の特徴です。口がとても狭いため遊びがなく、テクニックがなくてもバランスよく飾ることができるのです。
駒のようなカタチの扁(へん)。平たく高さがないため、茎は短めに。水揚げをして短くなった生花も最後はこの花器が似合います。しつらいは食卓において使うのもおすすめです。サイズ感や色合いが食事の邪魔をせず、雰囲気作りに力を貸してくれます。そして、バイヤーが思い描いたようなお正月やひな祭りなどの行事には、桃や梅などの枝をさっと活けるだけで季節を迎え入れ、ハレの日の空気を作ることができます。
口が小さいため、お手入れが心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。基本的には水を入れずに数日楽しむ感覚でお使いいただくスタイルをご提案しますが、水を入れて使いたい場合は内部を清潔に保つため、こまめに水を替えてください。気になるときは中性洗剤を薄めたものを入れてお手入れしていただくことも可能です。
サイズ(目安) | φ7(先端の口径0.5cm)×H3cm |
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容量(目安) | 100ml |
重量(目安) | 50g |
材質 | 磁器 |
原産国 | 日本 |
プロキッチンスタッフより
ご確認ください
マット仕上げの器は金属製のカトラリーを使用するとメタルマークと呼ばれる跡が付くことがございます。これはマット仕上げの特性でございますのでご理解ください。
手づくりの商品のため、表情がひとつひとつ異なります。
西海陶器(サイカイトウキ)について
1946年の創立以来、400年の歴史を持つ波佐見焼を取り扱う焼き物の総合商社、西海陶器株式会社(SAIKAI)。陶磁器の商品企画から販売をはじめ、国内外のプロダクトデザイナーや 窯元とのコラボレーションによる オリジナルブランド、海外展開など、現代のライフスタイルに合わせた多彩なテーブルウェアを展開しています。また、波佐見焼の伝統をつなぐ活動、波佐見町の知名度を高めるための地域貢献活動も精力的に行い、観光促進と波佐見焼のブランド力向上に大きく貢献しています。
しつらいについて
マットな質感と流れるような美しい曲線を持った小さな小さなしつらいの花器。季節の花や枝を一輪挿すだけで季節を迎え入れ、ハレの日の空気をつくることができます。磁器性のため透明感のある白い肌を持ち、とても軽いのが特徴。小さく活けた花が色鮮やかに浮き立ちます。四季折々の行事や時節の節目に、花と花器が作り出す趣のあるしつらいをお楽しみください。
どこでも置ける背の低さがいい
しつらいの扁は高さが3cmしかありません。なのでこんな洗面所の棚でも置けちゃいます。そもそも長く持たせるための花瓶ではないので、終わりかけの花を短く切って楽しむのにも向いているな、と思います。とっても平たいのですが、枝垂れるタイプの花も似合います。
増田
控え目にそっと添えるタイプ
真工藝の錦兜と並べたくてお迎えしたしつらいの扁は、ちいさくて平べったい花器です。小ぶりな草花専用で、お水も少ししか入りません。むしろお水を入れない使い方推奨です。花瓶はいくつか持っていますが、この控え目にそっと添えるタイプは初めて。バイヤーのお勧め通り、小さな兜にぴったり。平べったさがいい仕事をしています。
増田
気軽に使えるかわいい花活(はないけ)
直径7cm、高さ5cmと手のひらにのるほどの花活(はないけ)です。季節の花一輪、楓の葉っぱや道端で摘んだ野の花もこの花活けに飾ると地の白さに引き立てられてとてもいい感じ。子供が小さいころにこの花活を持っていたら、公園で摘んできたクローバーの花も、もっとかわいく飾れたのになと思ってしまいます。
石田