大矢製作所の製品に常陸屋の刻印をいれた常陸屋オリジナル商品です。
職人によって一目一目丁寧に刃を立てて作られている大矢製作所の純銅製おろし金。よく見ると刃の高さや向きが微妙に違い、とても鋭いことがわかります。この“大きさが均等ではない鋭い刃”が大矢製作所の最大の特徴。鋭利な刃によって食材の細胞を壊さず切るようにおろすことができるため、大根などは水分をしっかりと残したままふわっとした食感に。また、おろす際には食材と刃がしっかりとあたるから力を入れなくても最後まで気持ちよくおろすことができます。
こちらのおろし金は裏表で刃の粗さが異なります。粗い目では大根やにんじん、たまねぎなどを瑞々しく仕上げ、裏面の細かな目ではしょうがやわさびなどを風味豊かに仕上げる、と言った使い方を楽しむことができます。すりおろした食材をおろし金からかき出す時に重宝するのが「べんりはけ」です。こちらも併せてお使いいただくと目に詰まった食材もしっかりとかき出してくれますよ。
長年お使いになって切れ味が落ちてきた場合は、目立て直しをすることも可能です。大切に扱って長く愛用したい日本の良き台所道具です。
サイズ(目安) | 110×208mm |
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材質 | 純銅 スズメッキ |
原産国 | 日本 |
プロキッチンスタッフより
プロキッチン道具街について
プロキッチン道具街では、専門店でなければなかなか手にすることができない「調理器具」「調理小物」「パーツ類」などをスタッフ独自の目線でセレクトしてご紹介いたします。世の中には有名ブランドのものでなくても、優れた魅力をもつ道具がたくさんあります。見た目は素朴でも作り手の想いが込められたものや、一年のうちほんの数回しか使わない専門の道具などは、使うことによって道具の価値を知ることができます。プロキッチン道具街を通じて、隠れた銘品を見つけてみてはいかがでしょうか。「あれは、どこで売っているのかな?」と迷ったら、プロキッチン道具街をのぞいてみてください。
つきじ常陸屋について
プロキッチンの前身である「つきじ 常陸屋」で取扱いのある厳選した台所道具の中から、プロキッチンのお客様におすすめしたい選りすぐりの商品をご紹介いたします。「つきじ 常陸屋」では「国産・手づくり」のこだわりの商品を中心に取り揃えています。干し野菜や麺類を食べるときに欠かせない盆ざる、料理に季節の趣を添える抜き型、手作りの純銅製のおろし金など、昔から愛されている道具には日本の風土、食文化、伝統技術が魂のように込められており、使えば使うほど手になじみ、表情がでてきます。道具の背景にある職人さんや素材のこと、道具が誕生するまでの全ての工程を丁寧に紡いでいきながら、料理に欠かせない道具のことをより多くの方に知っていただきたいと思います。
「つきじ 常陸屋」の実店舗は東京築地にて営業をしています。詳しくは下記の「店舗情報はこちら」からご確認ください。
きる・おろす・する道具について
職人さんが丹精込めて作る銅のおろし金や驚くほど料理のレパートリーが広がるすり鉢など、昔から親しまれてきた道具には職人の技術や道具としての美しさが備わっています。また良い道具と言うのは使い捨てでなくメンテナンスをしながら長く愛用することも。とかく新しいもの、便利なものに目がいきがちですが、廃れず受け継がれてきた古き良きものに目をむけた道具選びはきっと食卓を豊かにしてくれるはずです。
おすすめはぶら下げ収納
私にとって大矢のおろし金は「清水買い」でしたが、本当に買ってよかった!食材がとってもなめらかにすりおろせます。銅製ってお手入れが面倒では?と思っていたのですが、注意点をクリアすれば難しいことはありませんでした。大事なのは錆びさせないこと。そのため、使い終わったら食材が残らないようすぐ洗う&水分を拭きとる。おおざっぱな私は拭いた後、キッチン棚にぶら下げて終了。ちょっとくらい水分が残っててもこの方法で今のところ錆びていませんので、おすすめです。
田島
早い&なめらか~
ひとつで大根も生姜もいい感じにおろせるものがないかなとスタッフに相談していたところ、中澤が「私は大矢さんの両面使ってますよ」と鶴の一声。それだー!ということで二人家族の我が家は5号を購入しました。まずは大根、次に生姜をおろしてみたのですが、とにかく早い!あっという間にすりおろすことが出来ます。もちろん仕上がりは期待通りのなめらかさ。写真は生姜ですが繊維を残さずおろせているのがわかりますか? もっと早く買えばよかった~。一生ものの道具として大事に使いたいです。
田島
切れ味抜群のおろし金です
このおろし金は、刃が鋭いので、食材を切っておろしていきます。なので、ぐでっとしていない、しゃきっとしたおろしに仕上がります。大根おろしは、おろし和えも焼き魚との相性もバッチリです。
笹間