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お手入れや最初の空焼きがめんどくさそうなイメージ。
はじめにくず野菜を炒めたりしなきゃいけないのもちょっと。 -
- 洗剤で洗えないなんて衛生的にありえない! と思ってました。
あと、終わった後にいちいち油を塗らなくちゃいけないのは
面倒くさそうだし、重いからイヤだなぁと。 -
- お手入れが大変そうで使い方を間違うと
すぐ錆びて使えなくなるかも、と思ってずっと
テフロン加工のフライパンから離れられませんでした。 -
- 撮影で使用した空焼き作業済みのフライパンを引き取ったのが、
デビューのきっかけです。
なので、すごい欲しかったとか悩んでたわけではないんです。
もともとフッ素加工のとか、スーパーで売ってるようなのを
使っていたから、それよりはいいだろうと思って。
結構、棚ぼたな感じです。 -
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わたしはそんなに欲しくなかったんだけど(笑)
鉄フライパンは夫が買ってきたのがきっかけです。
私はデパートで買ったちょっと高級なテフロンのフライパンを
使っていたんだけど、劣化してくっつくようになってきて
家にあった鉄フライパンを使うようになりました。
今では大・小の鉄フライパンを使い分けています。 -
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男の人って鉄フライパンで作ると美味しくなると思ってるけど、
お手入れの大変さよりも美味しく作れる方に
気持ちがいっちゃうんだろうね。 -
- やっぱり料理男子は鉄フライパンがいいのかな?
わたしはテフロン加工のフライパンあるあるで、
手軽だけど劣化するたびに買い替えるのが嫌になって、
鉄のフライパンなら一生買い替えなくてもいいのかもって
軽い気持ちで使いはじめました。
フライパン先生は? -
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わたしは山田工業所の中華鍋がはじめての鉄。
プロキッチンに入ってから買って、
その前はフッ素加工の軽いやつを
実家からもらってきて使ってたかな。 - わたし、実は大失敗しちゃって!
既に空焼きされてるから大丈夫かなと思ったんだけど、
自分でもやってみようとネットで調べてからやってみたら…
くっつく!
わたしくっつくのすごく嫌いなんだけど、何回やっても、
油を引いてもくっつくから、流しの下に入れっぱなしに。
そうしたら錆び錆びに…(笑)
しばらくそのまま放置してたんだけど、
会社にリバーライトの社長さんが来てくださる機会があり
そのときに「困ってることがある人は教えて」って言われて
錆びたフライパンを見せたら「これはひどい」って(笑)
社長さんに再生の方法を教えてもらい、後日復活させました。
外側も内側も焼き切って、ヤスリを二種類用意して削って
やっと復活しました。
その後、もう一回使ってみたら全然くっつかない!!
ちゃんと言われた方法でお手入れし直したら復活したけど、
教えてもらえなかったら捨てちゃってたかも。 -
- 流しの下には入れちゃダメ!
入れちゃいけないところなんだよ、湿気が多いから!
私はガスレンジ横に引っかけてるよ。 -
- わたしのフライパンはいつまで経ってもカッサカサなんです。
たまご焼きも餃子もフライパンにはり付いちゃって無残なもの。
まだ育ってないのかな。
洗う前にこびりついたのを柔らかくするために
水を張ってしばらく放置してるんだけど、これはどうなのかな。 -
- 水を張っておくの?
焦げをとるならお湯を張って火にかけてるけど?
水に漬けたことはないよ。 -
- そう、合ってる。
焦げを取るときはお湯を入れて火にかけるのが正解。
調理するときの油の量が足りないんじゃない?
本当は毎回毎回、油返しをしなきゃいけないんだよね。
油がなじむまでは毎回油返しをしたほうがいいんじゃないかな。 - 天ぷらしちゃえば?
わたしもリバーライトの炒め鍋でよく天ぷらするけれど
調子いいわよ。 -
- 天ぷら?
でも揚げ物ってフライパンでできるかな? - わたしは作りますよ。
唐揚げとか、揚げ焼きみたいな感じでやっちゃう。
裏返すのは気をつけなきゃいけないけど。 -
- なるほど。
もっと油を使えってことね。 - カサカサが気になったら、
油を使えば蘇る!のかもね。 - 自己責任なので…(笑)
ガンガン洗剤をつけたスポンジで洗ってます。
たわしは使っていません。
その後に油を塗らなくても、水分飛ばして乾かしてもいないけど、
錆びないしこびりつかなくなりました。 - えー! ほんと?
油がなじんだ鉄フライパンは
少々雑な使い方をしても大丈夫ってことね。 - 夫はタワシで洗ってるんだけど、
何かが残ってるような気がしちゃって、
洗剤をつける前の食器用スポンジとお湯で洗ってます。
いつも使ってる食器用スポンジだから、
洗剤つける前でもちょっと洗剤残ってるかもしれないんだけど…。 - でも、スポンジじゃすっきり落とせない、
焦げてくっついちゃったようなところとかあるでしょ?
そういうところは金だわしがいいよ。 - 金だわしだと
焦げと一緒にせっかくできた
油膜も取れちゃいません? - 洗剤よりは取れないと思うよ(笑)
金だわしでガーーっと洗って、すぐ火で温める。
最初はたわしなんだけど、
洗い流してるときに焦げが残ってるようなところは、
金だわしで洗っちゃう。
そのあと、外側も金だわしで洗って終わり。 - うちのフライパン、
なんか外側も焦げがあるの…。
黒い鉄のヨロイを付けてる感じ。 - それは毎回洗ってないからだよ!
洗わないまま火にかけちゃうから外側の汚れが
くっついちゃって焦げてるんだよ。 - わたしが、洗剤で洗ってしまうのは
キレイになってない気が
するからなんですよね。
- そうだよね。分かる。
でも、お湯だけで洗ってみて。
それだけでもきれいになるから。 - そうなんですね。
やってみます! - 最初の空焼きができてなかったときは毎日使ってても
うまくいかなかった。あと使いはじめの火加減。
最初にすごく温めて、温まったら油を入れて弱火にして、
また温めて、と使うとすごく上手くいくようになった。 - そう、最初からずっと強火じゃだめなの。
一回しっかりと温めてから、火を落として、油を入れる。
調理するときは中火以下で!
でも、シャキッとさせたいときは強火でもいいんじゃないかな。 -
- えーー!
油は先に入れちゃいけないの?
いつも最初に入れちゃってるけど。 - 最初から入れてたの?
温めるときは油を入れちゃだめ。
温めてから入れないと、煙が出ちゃうでしょ。 -
- うんうん。
確かに、出てる!
それもダメだったんだ! -
それで食材を入れるとあっという間に焦げちゃうよ。
さっきの火加減を気にするだけで
めちゃくちゃ違うよ。 - わたしも火加減を間違えて焦げ付いちゃったときかな。
夫が洗って、空焼きまでやってくれて、
復活させてくれたけど。 - 鉄は何度でも再生できる、ってところが
いいところだよね。 - 外側をカリっとさせたい生姜焼き
しっかり水分を飛ばしたいゴーヤチャンプルー
ぶわっと膨らむホットケーキ
カリカリ餃子が好きだから餃子も絶対鉄パン!
鉄のフライパンだと上手に調理できる! …ような気がする。 - 同じく餃子、ホットケーキ、そしてハンバーグステーキかな。
ホットケーキをはじめて作ったときにフワッ!
っと膨らんだのは感動しました。
卵料理も美味しそうに膨らむし。
鉄のフライパンは他のフライパンより
美味しく仕上がるところが気に入っています。 -
- ところでみなさん
油の量はどれくらいつかってるの?
さっき少ないって言われたから気になります。 - そうねぇ、
フライパンの周りになじむくらい。
溜まるほどは入れてないよ。 -
- って言うことは、
フライパンに油が馴染んだら
そんなに入れなくていいってことね。 - まずは、よく温めてから油を入れること!
油がすぐ回るから。
フッ素は油を全部はじくんだけど、
鉄フライパンは油が馴染むから、
食材が油でベタつきにくいんだって。
だから鉄フライパンを使った方が健康にいいみたいよ。
卵焼きやるときも最初にしっかり油を入れるのがいいんだよ。 - 強火の料理をしたい人にはいいと思う!
意外とお手入れがめんどくさくないし楽! って思えるから
わたしは使っています。
毎回油をひいたりしないとダメなら使ってないかも。 -
- 強火の料理!?
強火はダメなんじゃないの?
こびりつかない? - フッ素加工は強火だとフライパンがダメになっちゃう。
けど、鉄は強火でも大丈夫!
野菜炒めなどで水分を飛ばしたい時なんかは強火だよね。
作ったら料理を早く出さないとダメよ。
料理にも火が入り過ぎちゃうし、こびり付きの原因になるからね。
温かいうちに洗ってしまえばいいし。
だからすぐ片付けられるしね。 - そうそう。
フライパンが熱いうちにお湯で洗えば
汚れもすぐ取れるもんね。 -
- えー。
すぐに洗わなきゃダメ?
ご飯できたらすぐ食べたいよー。 - (笑)
フライパンだけは
すぐに洗ったほうがいいよ。 - わたしは食いしん坊な人!におすすめ。
比べてみると分ります。
とにかくご飯がおいしくなる! -
- 買い替えなくていいのはストレスがなくていいです。
フッ素加工はいつか剥げるから、必ず買い替えなきゃいけないし。
でも使いこなせてはいない(笑)
今日は教わったことを守って調理してみます。
まずは餃子かな〜 - いきなり餃子!?
ハードル高くない?
炭水化物はくっつきやすいよ。 - 生姜焼きがいいんじゃない?
くっつくと思うものがくっつかないから是非やってみて。
鉄フライパンは油を塗ってあげなきゃいけない、
って思ってる人が多いと思うんだけど、
そうしなくてもいいっていうのは伝えたい。
お湯で洗って、火にかけて乾かしたらそのまましまっていいんだよ、
ってわかるだけでハードルが下がるんじゃないかな。 - 調理後はなるべく早く温かいうちにお湯で洗ってください。
ササラやタワシで油汚れをおとし、
おちない汚れは金だわしで軽くおとせばきれいになりますよ。
裏側も忘れずに洗ってくださいね。
火にかけて完全に水気を飛ばせばOKです。
油が馴染んでいれば油を塗る必要はないですよ。

プロキッチンではお客さまから「おすすめのフライパンはなんですか?」と質問されたら、鉄のフライパンをおすすめします!とお答えするほどスタッフ全員が鉄フライパンを愛用しその良さを実感しています。しかし、鉄のフライパンは扱いが難しそうなどのイメージが先行してしまい、なかなか鉄フライパンデビューに踏み切れない方も多いよう。そこで、鉄フライパンを日々使っているスタッフ3名とフライパン先生の店長みさこの4人で鉄フライパンについて思いのまま語ってみました。

使いはじめる前の鉄フライパンのイメージは?
購入のきっかけは?
実際に使用してみてどうだった?




毎日のお手入れ方法を教えて下さい
使ってて困ったことありましたか?


鉄フライパンでよく作る料理はなに?



鉄フライパンを使ってみたいと思ってる人へ
鉄フライパンの正しい洗い方




鉄フライパンのサイズの選び方
サイズを選ぶときは家族の人数だけでなく、
良く作る料理に合わせて選ぶといいですよ。
メインの料理に使うなら大は小を兼ねるで大きめを、
サブのフライパンとして使いたいなら
小さめを選んだほうが小回りが利いて扱いやすいです。

いかがでしたか? スタッフ北村は毎日、鉄のフライパンを使っているもののうまく育てられずにいたようですが、座談会のあとアドバイス通りに使ってみたところ料理がこびりつかず、鍋肌に油がなじみ始めたそうです。使いはじめのポイントをしっかりと覚えれば、あとは使うほどに扱いやすく育っていく鉄のフライパン。成長すればちょっとくらい洗剤で洗っても、強火でガンガン調理しても大丈夫だなんて、鉄の底力はホントにすごいです。さぁ、皆さんも自分だけの鉄フライパンを育てて、おいしいごはんを作りましょう。
鉄フライパンを使いこなす5カ条
●油は鉄フライパンが充分温まっているのを確認し、火力を落としてから入れる。
●調理中の火力は中火から弱火が基本。
●油が馴染むまでは油返しを毎回するか、揚げ物調理を。
●使い終わったら熱いうちにお湯で洗う。がんこな汚れは金だわしで。
●洗った後は火にかけて完全に水気を飛ばす。