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おひつ選びに悩んだらコレ!
おひつ選びに悩んだらコレ!

料理道具の専門店「プロキッチン」スタッフのおすすめ
おひつ選びに悩んだらコレ!

おひつはごはんを保存する専用アイテムです。ごはんの保存は炊飯器の保温でもできますが、おひつを使えば味が落ちることなく美味しいごはんがいつでも食べられます!

しかし、おひつに馴染みがなくて使い方がわからなかったり、どの商品を買っていいか迷ってしまいますよね。

本記事では、おすすめのおひつを料理道具専門店のプロキッチンスタッフが厳選して紹介します。おひつの正しい使い方もお伝えするので、ワンランク上の丁寧な食事を楽しみましょう。

おひつのおすすめはコレ!【スタッフ厳選4つ】

おひつのおすすめをスタッフが以下に4つ厳選しました。

実際にスタッフが使った感想も踏まえて以下で詳しく解説しますので、ぜひ、初めてのおひつ選びの参考にしてください。

栗久 おひつ3合浅型脚付き

炊き立てご飯も美味しいですが、程よく水分調節された「おひつご飯」は、お米一粒一粒の甘味と弾力を感じ、それはそれは美味しいんですよ。展示会で栗久さんからお勧めされたのが、夏のそうめん鉢としてのおひつの活用法。水漏れしない!と太鼓判を押されました。浅型なので手巻き寿司の時には飯台代わりに酢飯を入れて食卓へ。ひとつで三役!少しお高いけれど納得の買い物でした。おひつを洗う時はスコイがお勧めですよ。これから新米の季節。楽しみです~!

サイズ(目安) φ23×H9cm
重さ(目安) 約 464g
材質 秋田杉
サイズ選びの目安 3号
武内

レンジOKなのがうれしい

トウジキトンヤ お櫃

トウジキトンヤ お櫃

我が家は炊飯器がなくルクルーゼのお鍋でご飯を炊いています。いつも3合炊いて2日にわけて食べているのですが、タッパーに保存しておくとべちゃっとなったりレンジで加熱した時に一部かぴかぴになってしまい…。このおひつを導入したところ、レンジで温めなおしてもふっくらご飯が食べられるようになり、保温力もあるのでおかわりのときもあったかいまま。かつお手入れも簡単。いいお買いものになりました。

サイズ(目安) φ18.5×H9.0cm(蓋含む) (内寸φ15.4×H7.5cm)
重さ(目安) 約 1139g
材質 伊賀/耐熱土
サイズ選びの目安 2~3合
北村

それはそれは美味しい冷やご飯

山一 江戸びつ 15cm 2合 しゃもじ付

山一 江戸びつ 15cm 2合 しゃもじ付

昭和チックな佇まいが可愛らしい山一の江戸びつ。3人家族で毎日二合のお米を炊くため、15cmの2合用をチョイスしました。木のおひつは大きさが心配でしたが、このサイズなら保管場所にも悩みません。炊きたてのご飯をすぐにおひつに移し替え、食事の時間になったら食卓へ。その間に水分調整がされて、ご飯がふっくら旨みがぎゅっと凝縮されます。さらに、美味しいのが冷えたご飯。程よい水分をまとったもっちり冷や飯。レンジで温めなくても最高に美味。これはご馳走という他ありません。

サイズ(目安) φ18(15)×H12.5(11)cm
( )内は身のみのサイズ
しゃもじ:W6.4×L19.5cm
重さ(目安) 約 443g
材質 本体:木曽さわら、銅
しゃもじ:木曽さわら
サイズ選びの目安 2合
三木

冷めたご飯を食べたい理由

山一 自在のお櫃

かまどさんで炊いた炊き立てご飯はもちろんおいしいのですが、もう一つのお楽しみは炊いたご飯をお櫃に移して半日ほど経って冷めたご飯を温めなおさずに食べること。炊き立てのご飯はお米の表面に多く水分が残っていて瑞々しい舌ざわりなのですが、お櫃に入れて冷ましたご飯は程よく調湿されてより粒立って歯ごたえを感じるご飯になるのです。もうこれだけでご馳走。私のおすすめはこの冷めたご飯でお茶づけをすることです。余分な水分がないのでさらっと流し込めるお茶漬けを楽しめますよ。

サイズ(目安) φ20×H13.5cm
重さ(目安) 約 300g
材質 本体:天然木さわら
たが:銅
サイズ選びの目安 2~3合

そもそもおひつとは?

そもそもおひつとは?

おひつとは、ごはん専用の保存容器です。古くは平安時代から使われており、釜で炊いたごはんが硬くなるのを防いでいました。
現代では、旅館や料亭などでよく見かけますよね。炊飯器の保温機能でもごはんの保存はできますが、おひつに入れると蒸気でごはんの水分が失われるのを防ぎ、美味しさを保ったまま保存が可能です。

また、炊飯器を使わずに土鍋でごはんを炊く方も増えてきており、炊飯器の保温機能が使えない環境で注目を集めているアイテムです。

おひつの選び方

おひつは、炊きあがったごはんの美味しさを保つために、調湿性や保温性に優れている商品を選ぶのがポイントです。

具体的にどのような点に注目するといいのか、解説します。

  • 保存したいごはんの量で選ぶ
  • おひつの素材で選ぶ
  • 温めなおしの機能で選ぶ
  • 保存したいごはんの量で選ぶ

    おひつは商品によって入れられるごはんの量が決まっており、1合程度の余裕を持った大きさを選ぶのがおすすめです。

    おひつにめいっぱいごはんを詰め込み過ぎてしまうと、おひつの調湿効果や保温効果が十分に発揮できない可能性があります。

    おひつの素材で選ぶ

    おひつの素材は、調湿や保温、耐久性などの機能に直結する要素です。おひつに使われる素材と特徴は以下の表をご確認ください。

    陶器

    おひつの素材は、調湿や保温、耐久性などの機能に直結する要素です。おひつに使われる素材と特徴は以下の表をご確認ください。

    素材 特徴
    調湿性が高い・木の香りが移る・手入れが難しい
    陶器 調湿性が高い・温めなおしができる・衝撃に弱い・重くなりやすい
    プラスチック 調湿性が期待できない・安価・抗菌機能などがある・軽量で衝撃に強い・密封できる

    また、おひつは使用した素材がおひつの見た目のデザインにも関わってきます。木は加工できる形に限りがあるため、陶器やプラスチックと比べて複雑な形にはできません。しかし、木目のデザインを楽しめるメリットもあります。

    どの素材も良さがあるため、機能や見た目を考慮して選びましょう。

     

    温めなおしの機能で選ぶ

    陶器やプラスチック製のおひつの中には、電子レンジや直火での温めなおしに対応している場合があります。おひつのまま温めなおすことを想定している方は、温めなおしの容器としておひつが使用できるかどうか事前に確認しましょう。

    洗い物の削減や手軽に温かいごはんを食べられるので、そのまま温めなおしができると便利です。

    温めなおしは電子レンジや直火で行うことから、木製のおひつは対応してないため注意しましょう。

    おひつの正しい使い方:基本のテクニックと注意点

    おひつの正しい使い方

    ごはんを美味しく保つには、おひつを正しく使わなければなりません。以下3つの点に注意しておひつを活用しましょう。

     
    1. 内側を湿らせておく
    2. ごはんはふんわり入れる
    3. 本体と蓋の間に布巾を入れる

    おひつを使う際はおひつの内側を湿らせておきます。水分を多く含んだ布巾で拭くか、水で濡らした後に軽く拭くだけで十分です。ごはんが内側にくっつきにくくなり、お米がつぶれず取り出しやすくなります。

    また、おひつにごはんを入れる際はふんわりと入れましょう。お米がつぶれるのを防ぐだけでなく、かたまりにくくなるので美味しい状態を保ちやすくなります。

    本体と蓋との間に布巾を入れておくのもポイントです。蓋についた蒸気を吸い取りつつ、調湿効果で乾燥も防げます。

    ごはんの美味しさを長持ちさせるために、おひつを使う際は上記のコツを実践してみてください。

    おひつのメンテナンス:長持ちさせる手入れ方法

    おひつのメンテナンス:長持ちさせる手入れ方法

    おひつを長く使うためには、メンテナンスが必要です。

     

    特に木製のおひつは、陶器製などに比べて耐久性が低いため、長持ちさせるには手入れが欠かせません。

    まず、木製のおひつを初めて使用する際には、あく抜きをしてお米にえぐみが移らないようにします。お米のとぎ汁をおひつの中に入れ2~3時間浸けましょう。十分に水洗いして乾燥させればあく抜きが完了です。

    木製のおひつを使用した後は、お湯でふやかしてから、水で濡らしたさらし等で残っているごはん粒を取り除き、たわしで水洗いします。ごはん粒が残ったままたわしを使うと、たわしにごはん粒が入り込んでしまいます。コットンタワシの「スコイ」で洗うとごはん粒もきれいに取れて、ぬめりも洗えるのでとってもおすすめです。洗剤は使いません。

    きれいに洗い水分をよく拭いたら、黒ずみを防ぐためにもアルコール除菌を合わせて行うと安心です。アルコール製剤「ドーバー パストリーゼ77」を全体に吹きかけ、上向きに干します。伏せておくと水分が飛びにくく黒ずみの原因になりますので注意してください。

    劣化を早めひび割れや反りなどの原因になるため、乾燥する際は直射日光に当てないようにしましょう。

    一方で、陶器のおひつは木製ほど繊細な手入れは不要です。普通の食器と同じように洗剤で洗えるものがほとんど。ただし、食洗器対応かどうかは購入前の確認をおすすめします。

    Q&A おひつのよくある疑問にスタッフがお答えします

    みさこ
    みさこ

    みなさん、今日はおひつについてよくある疑問に答えていきましょう。

    おひつを使う理由は何ですか?

    みさこ
    みさこ

    それでは早速こちら。
    ごはんって炊飯器の保温機能でも保存できますよね?それなのにわざわざ、おひつに移す理由って何なのでしょうか?

    岩谷<
    岩谷

    おひつは、ごはんの水分を最適な状態に調整してくれます。炊き立てを入れると余分な水分を吸ってくれるし、冷めてもちょうど良い水分量をキープしてくれるから硬くならないの。だから、いつ食べても美味しいし、おにぎりにしてもすっごく美味しい。炊飯器の保温機能は確かに便利だけど、美味しくごはんを食べたいなら断然おひつです!

    三木
    三木

    土鍋で炊いたごはんの保存にも便利。炊飯器で保温すると時間とともに風味が落ちていっちゃうんだけど、おひつなら長く保存しても美味しいままですよ。香りも全然違います。ひと手間だけで勝手におひつがごはんを美味しくしてくれるから、わざわざおひつに移す価値ありです。

    おひつの効用は?

    三木
    三木

    おひつにはどのような効用があるのでしょうか?

    みさこ
    みさこ

    おひつには保湿効果、保温効果があるの。
    ごはんの乾燥を防げるので、カチカチになったりかたまったりするのを防げますよ。

    おひつは何日くらいもつ?

    岩谷<
    岩谷

    次は、おひつに入れたごはんは何日くらい持ちますか?との疑問です。

    みさこ
    みさこ

    陶器のおひつは冷蔵庫で1~2日&レンチン温め直しOK。
    木製のおひつはごはんが硬くなって美味しくなくなるので冷蔵庫はおすすめしません。朝炊いて入れたものを夜食べ切るくらいの保存時間がおすすめ。

    おひつのメリットとデメリットは?

    みさこ
    みさこ

    おひつのメリットとデメリットについて教えてください。

    岩谷<
    岩谷

    おひつのメリットは保存したごはんを美味しく食べられること!
    炊飯器の保温機能は味を落としてしまいます。

    三木
    三木

    おひつを使えば、美味しさが損なわれるのを防いでくれますよ。
    冷めたごはんでももっちりおいしく食べられることが、おひつの魅力ですね。冷えたごはんでお茶漬け…最高のご馳走です(笑)。

    岩谷<
    岩谷

    うわぁ、めちゃめちゃそそる。私も冷やごはん茶漬け食べてみたい。

    みさこ
    みさこ

    ではデメリットは?

    岩谷<
    岩谷

    デメリットは洗い物が増えて保存場所が必要なところかな。 特に1日程度保存したい場合は、冷蔵庫に入れる必要があるから、庫内のスペース確保もマストになってくるね。

    おひつは何がいいの?

    三木
    三木

    ズバリ!おひつの何が良いのか教えてほしいです。

    みさこ
    みさこ

    おひつはごはん専用の保存容器だから、ごはんを最高に美味しい状態で保存できるの。
    特に木製のおひつは、ごはんに木の香りがほのかに移って風味が良くなるよ。

    岩谷<
    岩谷

    陶器のおひつであれば、そのまま電子レンジで温めることもできるからいつでも温かいごはんを美味しく食べられます。
    洗い物も減らせるしね!

    三木
    三木

    炊飯器を使わずに土鍋や鍋で炊いたごはんを食べるのが好きな方にはおひつが特におすすめですよ。

    岩谷<
    岩谷

    おひつごはんの美味しさをもっとたくさんの方に知ってもらいたいなぁ。今度、おひつに興味があるみなさんと一緒に試食会ができたらいいよね。

    みさこ
    みさこ

    それは、いいアイデア!おひつごはんの美味しさを知ったら使ってみたくなると思う。二人ともありがとうございました!これでおひつについての疑問が解決できましたね。


    おひつを知ると「炊き立て後」も絶品ごはんに大変身!

    おひつを知ると「炊き立て後」も絶品ごはんに大変身!

    炊き立て後もごはんをもっと美味しく食べたい!と思っている方は、おひつを使うのがおすすめです。炊飯器の保温機能で保存したごはんとは全然違う美味しいごはんを味わえます。

    今回プロキッチンのスタッフが紹介するおすすめのおひつは、以下の4つです。気になる商品はチェックしてみてくださいね。


    オンライン来店

    また、「自分に合ったおひつを一緒に探してほしい」という方は、「オンライン来店」という無料サービスがおすすめです。プロキッチンのスタッフがお悩みやご相談に直接リアルタイムでお答えしますので、ぜひご利用ください。